リサイクルの日に合わせ、渋谷で「崩壊リサイクルボックスをなくそう展」を開催しました!


渋谷の街の中にもメッセージ付きリサイクルボックスが登場!


2025-12-11

日本コカ・コーラ株式会社は、10月20日の「リサイクルの日」に向けて、リサイクルボックスの適切な使い方とペットボトルの正しい分別を啓発するイベント「崩壊リサイクルボックスをなくそう展」を、10月17日(金)~19日(日)の3日間、渋谷道玄坂広場にて開催。期間中、イベント会場には約4,000人が訪れました。

「崩壊リサイクルボックス」とは、街の中で誰もが一度は見かけたことのある、間違った使われ方によって本来の姿からすっかり変わり果ててしまったリサイクルボックスのこと。
自動販売機横に設置されている、ペットボトルや缶専用のリサイクルボックス。しかしその回収物には、お菓子の袋やテイクアウトカップなどの異物が約3割ほど含まれています。
本来の目的とは異なるものが混入することで、回収・リサイクルの周期が崩れ、崩壊が起こっていました。
リサイクルボックスを崩壊させていたのは、何気ないポイ捨てや異物混入の積み重ね。崩壊を止めるためには、一人ひとりの協力と、正しいリサイクルが不可欠です。

本展示では、実際に渋谷で発見された「崩壊リサイクルボックス」5種のレプリカや、実際にリサイクルボックスに混入していた異物をパネル化した「リサイクルボックスを崩壊させていたものたち」などを展示。これらを通して、正しいリサイクルを学び、日常生活で実践できるような様々なコンテンツを体験してもらいました。

 

■「崩壊リサイクルボックスの型」

渋谷区をフィールドワークで調査した結果、リサイクルボックスの崩壊にはそれぞれ「型」があることを発見。その「型」をレプリカで再現することで、リサイクルボックスの崩壊という現象を、誰もが共感できるコンテンツ化しました。
例えば、テイクアウトのドリンクカップなどが入口を塞いでしまっている「触角型」。ボックスの中身はまだ空いているのに、回収できない状態になってしまっています。
他にも、

・周りにペットボトルを並べるようにポイ捨てされた「お供え型」
・横から蓋を開けて直接ゴミ袋を突っ込まれた「口開き型」
・リサイクルボックスの裏にペットボトルやその他のゴミを隠す「隠れ崩壊型」
・それらの全てが融合し、まるでゴミの要塞のようになってしまった「要塞型」

など、5つの型の崩壊リサイクルボックスレプリカを展示。
来場者の間で「これよく見る!」など、身近な体験への会話が生まれました。

 

■「リサイクルボックスを崩壊させていたものたち」

このコーナーでは、実際にリサイクルボックスの中から回収された異物のリアルな写真を展示。
リサイクルボックスの回収物に紛れ込んでしまった、多種多様な異物たち。身近なものから、まさか!なものまで、様々なものがリサイクルボックスに混入しています。このような異物が紛れ込むと、たちまちリサイクルボックスが崩壊を起こしてしまい、さらにはリサイクルの妨げにもなっているのです。
リサイクルボックスに混入したリアルなゴミたちは、来場者に驚きを与えました。

 

■みんなで崩壊のない世界へ「崩壊リサボアンケートボックス」 

一人ひとりがちいさな行動を変えていくことで、崩壊リサイクルボックスは無くすことができます。展示の中で学んだことから、実際にどんなことをこれから取り組もうと思うか、などを記入できる体験型アンケートコーナーを設置しました。
3,500人以上が答えたアンケート結果によると、6割以上の人が何らかの「崩壊」を見かけたことがあり、また、約4割の人がリサイクルボックスの間違った使い方をしてしまった経験があることが分かりました。

また、アンケートに答えた多くの人から
「崩壊してるゴミ箱に便乗しない」
「あふれていた場合はちゃんと持ち帰る」
「自分自身だけでなく、友人がそのような行為をしそうな場合に注意したりする。」

など、崩壊を防ぐための取り組みに向けた、前向きな声が寄せられました。 

 

■「ボトルtoボトル」展示コーナー

コカコーラ 500ml ペットボトルに使用されるペットボトルは、100%リサイクルペットボトル。正しくリサイクルされることで、ペットボトルはもう一度ペットボトルに生まれ変わることができます。
そんな「ボトル to ボトル」のリサイクル工程を触って学ぶことのできるよう、会場にはペレットやプリフォームなどの実物も展示しました。

 

■渋谷の街にも「崩壊リサイクルボックスをなくそう」メッセージ付きリサイクルボックスが登場!

さらに、渋谷区内に設置されている自動販売機横の一部のリサイクルボックスに「崩壊リサイクルボックスをなくそう」というメッセージを展開。
「リサイクルボックスにゴミ捨ててるの見て一気に冷めました」
「ここにゴミ捨てるの?それモテないかも」など、メッセージは10種類。
渋谷らしい「若者に届く」メッセージを載せることで、リサイクルボックスを実際に利用するタイミングに正しい使い方を意識してもらうことを目指しています。

また、今回会場に来られなかった人にも展示のコンセプトを体験、共に崩壊リサイクルボックスをなくしていけるように、ムービーを制作しました。

【サステナビリティ】 リサイクルの日「リサイクルボックス崩壊物語」篇 Sustainability

コカ・コーラ社はこれからも多くの方が正しく・楽しくリサイクルに取り組んでもらえるように、様々なきっかけを提供していきます。