Water Action! 北海道コカ·コーラボトリング社『白旗山の森づくり』


2025-12-26

北海道各地に27もの拠点をおく北海道コカ・コーラボトリング。そのなかでも本社と工場のある札幌市清田区には、特に大切にする場所があります。そこは、シラカバやエゾマツなどが植生し、エゾリスやエゾモモンガなど北海道固有の動物たちも息づく白旗山(しらはたやま)。

この豊かな自然をもつ白旗山からの良質な地下水の恩恵を受け、北海道コカ・コーラボトリングは清涼飲料水の製造を行っています。

大切な水資源を守るために、全国各地にある工場周辺流域で森林整備をはじめその地域で必要とされている水源涵養(かんよう)手法を取り入れた保全活動を行っているコカ・コーラ。北海道コカ・コーラボトリングも2011年に札幌市と「環境事業に関する協定」を締結し、地域に根差した多くの水資源保全活動に力を入れています。

自治体や地域コミュニティと連携した「白旗山の森づくり」や地元の子どもたちに向けての環境出張授業、また北海道環境財団と北海道と北海道コカ・コーラボトリングの3者の協働事業で、豊かな水資源と美しい自然を守るため、道内の水辺の環境保全活動に取り組む団体を支援する「北海道e-水プロジェクト」、知床世界自然遺産への環境保全を目的とした貢献活動、北海道全域で行っている海岸清掃や石狩市での海岸漂着物調査など、「北の大地とともに」をスローガンに北海道の自然を様々な形で支えています。

また「い·ろ·は·す 北海道の天然水」の売上の一部を寄付しており、道内の水辺で活動する団体を支援し、豊かな水資源と自然を次世代へ引き継ぐことを目指し、これまでの累計寄付額は15年間で約1億7千万円にものぼります。

勿論、寄付だけにとどまらず、2025年からは部門を越えたメンバーでプロジェクトチームを結成し、社員自らが活動団体として参加しています。森が水を育むことを分かりやすく体験できるイベントの企画や、PETボトルを活用したプランターでの苗木育成、間伐材を用いたワークショップの実施など、環境問題に関心を持つパートナーを増やし、一人ひとりの行動変容を促すとともに、「北海道 e-水プロジェクト」の一層の推進を目指します。

2025年の植樹活動は、ヒグマ出没を受け急きょ活動は中止になってしまいましたが、今後も森づくり活動を続けていくとともに、白旗山や北海道の自然環境を学ぶ機会を用意して、地域社会の人々と共生していくことを北海道コカ·コーラボトリングは目指しています。