責任あるデジタル・メディア指針

ザ コカ・コーラ カンパニー(以下、「当社」)において、デジタル・メディア・アプローチ には、関連性、尊重、および個人の権利が重要であると考えている。この考え方は、当社の 製品からコミュニケーション手段に至るまで当てはまる。オーディエンスを最優先にする ことが当社のメディア戦略の中核となる。 デジタル・メディア・ランドスケープがこれを可能にし、かつてないほどに実現しやすくなっている。当社は、最も関連性の高い適切なオーディエンスにリーチしてもらうためにツールを使用すると同時に、人々のプライバシーを尊重する。 当社の評判を守るために、コンテンツを掲載するデジタル環境と当社のイメージ、価値観、 およびメッセージ性との一貫性を確実に保つことを重要視する。 当社のデジタル・メディア・ベンダーには、安全な環境が確実に存続するように責任を持って活動することを求める。また、当社の業界全体にわたって他のサプライヤーと同様に説明責任を負ってもらう。

デジタル・サプライ・チェーン全体の透明性は重要であり、これは以下の当社指針によって支持される。

  1. 品質の確保
    当社は、サイトに掲載するコンテンツについて責任を認められるプラットフォームを利用するよう努める。これには、コンテンツ所有者の権利を尊重し、当社の価値観と一致するモデレーションされたコンテンツが含まれる。憎悪や分断を助長させるプラットフォームは避ける。各ベンダーが責任を引き受けることができないコンテンツの監視と削除を行い、あらゆる適用法令および規制を順守し、かつ業界基準に従って運営することが望ましい。
  2. 尊重の推進
    ネガティブなカンバセーションのコミュニティを生むプラットフォームの利用を避けて、公平で建設的なダイアログや一般からのコメントの書き込みを促すプラットフォームを探す
  3. 人々の保護
    当社のコンテンツでは、自社の事業、製品、人材、および当社が活動している地域社会に関連するものを取り扱う。事業を正しく行うことによって、消費者に対する敬意を示す。当社は、責任ある事業を行い、ユーザーのプライバシーを尊重し、子どもの安全を守るメディア・プラットフォームと協業していく。
  4. プラットフォームの監査
    本ポリシーに違反していないか、積極的にプラットフォームを監視する。また、当社のベンダーおよび広告パートナーにも、各自社のプラットフォームを監視し、第三者を雇用して監査を実施することを求める。いかなる違反行為、またその対処方法について当社に報告する必要がある。
  5. 透明性
    宣伝を適切に行い、そしてオーディエンスの期待を認知するには、デジタル・メディア・サプライ・チェーン全体で容認できるコンテンツおよび業界基準が重要である。当社では、基準およびコンテンツにおいて透明性のあるプラットフォームやエコシステムを併用するよう努める。
  6. ポリシーの実施
    当社が本ポリシーの違反を認識した場合、当該プラットフォームの状況に対処し、適切な処置を取る。例えば、宣伝やメディアへの投資の一時的または無期限の停止を行う場合がある。

*当社は WFA(世界広告主連盟)のメンバーであり、デジタル・メディア広告のエコシステムにおける広告活動を行う主体者のパートナーシップ原則を示したグローバル・メディア・チャーターを支持している。