ニューノーマルな冬、家族の健康管理への不安を感じるママ・パパは約8割 8割以上の人が冬の水分補給を怠りがち 免疫力向上の対策には迷いアリ 水分+乳酸菌で手軽にいいとこ取り、家族の健康管理に乳酸菌ちょい足し免活を!
2021-01-25
- 家族の健康について約8割(77.0%)が不安で、約7割(69.8%)の方が昨年の冬より「不安」が増している。
- 気を付けていることTOP3 1位「外出時はマスク」、2位「外出から帰ったら手洗い・うがい」 、3位「3食しっかり食事」
- 冬の水分補給について聞くと、86.8%が「冬の水分補給は重要」と認識しているものの、「夏より冬の水分補給は怠りがち」(85.2%)、「子どもの水分不足への対処は難しい」(70.4%)と実践できていない様子がうかがえる。
コカ・コーラシステムのスポーツ飲料ブランド「アクエリアス」は、中学生以下の子どもがいる30〜40代のママ・パパ500人を対象に、家族の健康管理について調査を行いました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)やインフルエンザ等の流行が心配されるこの冬、子どもの体調管理は、ママ・パパにとって例年よりも大きな心配ゴトではないでしょうか。そこで、医学博士 小児科専門医の清益 功浩先生に免疫力を高める生活習慣について伺いました。また、主な調査結果は以下の通りです。
ウイルスが気になるこの冬、ママ・パパ500人に聞く、「家族の健康管理調査」
●ママ・パパの約8割は、この冬、家族の健康管理がちゃんとできるかとても不安
家族の健康について約8割(77.0%)が不安で、約7割(69.8%)の方が昨年の冬より「不安」が増していると答えました。
●家族の健康管理で気を付けているのは「マスク」「手洗い・うがい」。こまめな水分補給や免疫力を高める食生活を実施している割合は4割~5割程度にとどまる。特に冬の水分補給は怠りがち!
家族の健康管理で気を付けていることTOP3は「外出時はマスク」(92.2%)、「外出から帰ったら手洗い・うがい」 (88.4%) 、「3食しっかり食事」 (72.0%)となり、ウイルス対策につながるような行動を重視して健康管理に気を付けている傾向がありました。一方、カラダのキホンとなる「こまめな水分補給」(54.0%)や「免疫力を高める食生活」(40.4%)は4割~5割程度となり、『冬の水分補給』について聞くと、86.8%が「冬の水分補給は重要」と認識しているものの、「夏より冬の水分補給は怠りがち」(85.2%)、「子どもの水分不足への対処は難しい」(70.4%)と答えました。さらに、過半数の方(50.8%)が「乾燥した環境では自覚がないまま水分が失われる」ことを知らないと答え、うまく水分補給ができていない様子がうかがえます。
●免疫力を高めたい意向は約9割。一方で免疫力と腸の関係については知らないママ・パパが約7割
免疫力について聞くと、95.0%が「健康維持に免疫力を高めることが重要」、75.0%が「昨年より免疫力意識が高まった」と回答。約9割が「手軽に家族の免疫力を高めたい」(89.0%)と、ママ・パパの多くが免疫力アップを重視していることが分かりました。しかし、免疫力と腸の関係についての認知は低く、「免疫力のおよそ7割は腸で作られている」(31.2%)、「免疫細胞のおよそ7割は腸管にある」(30.0%)の認知は約3割程度しかなく、よくわからない上に、免疫力を高める商品がたくさん出回っていることから、8割が「選び方がわからない」(80.6%)と戸惑っている様子がうかがえました。
家族の健康管理を担う子育て中のママ・パパの約8割が、健康管理に「不安」アリ!
子どもがいる家庭にとって、ママ・パパは家族みんなの健康を守るマネージャーのような役割を担っています。そこで、中学生以下の子どもがいる30〜40代のママ・パパ500人を対象に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)やインフルエンザが心配されるこの冬における、家族の健康管理について調査を行いました。
まず、この冬、家族の健康管理に対する気持ちを聞くと、「不安を感じる」29.0%、「どちらかというと不安を感じる」48.0%となり、ママ・パパの77.0%が「不安」を感じています[図1]。さらに、家族の健康を保つことへの不安感の変化を聞くと、「昨冬より不安が増えた」30.2%、「どちらかというと増えた」39.6%となり、7割のママ・パパが「昨冬より不安が増えた」(69.8%)と感じていることが分かりました。子どもの学年別に見ると「小学校入学前」の子どもを持つママ・パパは、不安度が74.1%とさらに高くなっています[図2]。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)やインフルエンザなどのウイルス感染症への対策が求められるニューノーマルの冬。ママ・パパの多くが、家族の健康管理に不安を感じています。
健康管理は「マスク」「手洗い」「食事」が基本 水分補給や免疫力アップは二の次?
家族に対してどんな健康管理を行っているか聞くと、「外出時はマスクをしてもらう」(92.2%)、「外出から帰ったら手洗い・うがいをしてもらう」(88.4%)、「3食しっかり食事を用意する」(72.0%)の実践率が高くなっています。やはり、ウイルス対策に気を付けているようです。
一方、カラダのキホンとなる「こまめな水分補給」(54.0%)や「免疫力を高める食生活」(40.4%)については、4割~5割程度と実践している家庭の割合は低くなっています[図3]。
健康の基本となる水分補給について、ママ・パパの85%が「夏より冬の水分補給は怠りがち」と実感
水分は人のカラダの構成成分の6割(成人男性(高齢者除く))と最も多く、栄養素や老廃物を運んだり体温調節などを担う、健康の基本となるものです。
そこで健康管理の視点から冬の水分補給について聞くと、86.8%のママ・パパが「冬の水分補給は重要」と認識しています[図4]。しかし、ママ・パパの多くが「夏より冬の水分補給は怠りがちだ」(85.2%)、「子どもの水分不足への対処は難しいと感じる」(70.4%)と答えており、水分補給の重要性を感じつつも、うまく対処の仕方がよく分からないためか、実践できていない様子がうかがえます[図5]。
また、冬場は寒さから水分摂取を控えがちですが、乾燥した環境では、皮膚や粘膜、呼気から特に自覚がないまま水分が失われます。このことについても半数が「知らなかった」(50.8%)と答えており[図6]、知らないが故にさらに水分補給を怠ってしまう、そんな悪循環も生じているようです。
95%のママ・パパが重視する「免疫力」 ママ・パパの4人に3人は昨年よりも「免疫力を高める意識が高くなった」と回答
次に免疫力について聞いてみました。カラダを守る機能のことを免疫力と呼びますが、前述図3の通り、「免疫力を高める食生活を心がける」と答えたママ・パパは4割しかいませんでした。
しかし、健康維持のために免疫力を高めることに対しては95.0%が「重要だと思う」(重要58.4%+どちらかというと重要36.6%)と答えており、ママ・パパの4人に3人が免疫力を高めることへの意識が昨年より「高まった」(75.0%)と答えています[図7]。
手軽に高めたい免疫力、なのに「腸と免疫力の関係」について知らないママ・パパが7割も
健康管理において免疫力は重要だと理解しているにもかかわらず、免疫力を高める食生活を実践している家庭の割合が少ないのはなぜか、探ってみました。
まず、家族の免疫力を高める際に手軽に高めたいかと聞くと、約9割が「手軽に高めたい」(89.0%)と答えました[図8]。一方、免疫力は腸と密接な関係がありますが、「免疫力のおよそ7割は腸で作られている」(31.2%)、「免疫細胞のおよそ7割は腸管にある」(30.0%)について、「知っている」と答えた人はいずれも約3割程度しかいませんでした[図9]。また、免疫力を高めるための製品が多すぎて「選び方がわからない」(80.6%)と8割が答えています[図10]。
これらの結果から、免疫力は重要で高めたいと思っているものの、その方法やメカニズムについてよく理解できていないため、「免疫力を高める食生活を心がける」と自信を持って答えられる人が少ない、ということが推測されます。
この冬、気をつけたい 乳酸菌と水分の継続習慣
今回の調査結果から、感染症に対する抵抗力である免疫への注目が高まっていることと、体内に病原体を入れないよう感染予防をする保護者の方の取り組みがうかがわれます。免疫力は、バランスのよい食事や質の良い睡眠、適度な運動など、普段の生活習慣が重要になります。
乳酸菌は、風邪などのウイルスを抑えたり、腸の免疫細胞に関わることで免疫力を高めるたりすることが知られており、積極的にとりたい食品のひとつです。乳酸菌は発酵食品などにも含まれており、さまざまな種類がありますが、食事などからとった乳酸菌は腸内の乳酸菌を元気にするものの、そのまま腸内に定着するわけではないので、毎日、継続的に摂取することが大切です。乳酸菌を継続的に摂取すると、排便回数や排便量が増えたことが報告されており、腸内環境が改善したことが推定されます。免疫は腸で作られていることから、腸内環境を整えることは免疫力を高めることにもつながります。乳酸菌を継続的に摂取し、腸内環境を整えることで、免疫力アップを心掛けましょう。
また、寒い季節は水分を控える人も多いようです。水分を控えることで便秘になった、という経験をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、便秘は腸内に不要なものや有害なものがとどまっている状態で、腸内環境のバランスが崩れています。すると、免疫力の低下を招いてしまうことにもつながります。適切な水分を摂取し、便秘を改善し腸内環境を整えましょう。
家族の健康管理に不安を感じる季節ですが、水分補給と乳酸菌摂取を毎日の習慣とすることで、免疫力アップが期待できそうですね。
清益功浩(きよます・たかひろ) 先生
小児科医・アレルギー専門医。
京都大学医学部卒業後、日本赤十字社和歌山医療センター、京都医療センターなどを経て、大阪府済生会中津病院小児科・アレルギー科で診療に従事。論文・学会報告多数。診察室外で多くの方に正確な医療情報を届けたいと、インターネットやテレビ、書籍などでも数多くの情報発信を行っている。
水分+乳酸菌で手軽にいいとこ取り、家族の健康管理に乳酸菌ちょい足し免活を!
外から摂取した乳酸菌は、腸内にすみ着かず排せつされるため、腸の健康、免疫力アップのためには、乳酸菌を毎日継続的に摂取する乳酸菌習慣が求められます。また、冬場は寒さから水分の摂取を控える傾向があります。乳酸菌と水分、健康のために欠かせない二つの成分を一度に、手軽にとることができたなら、家族の健康を管理するママ・パパをサポートしてくれる頼りになる存在となるのではないでしょうか。
今回の調査対象のママ・パパに、水分補給の際に乳酸菌もとれる飲料があったら、家族に飲ませたいと思いますかと聞いたところ、86.4%が「飲ませたい」と答えています。
カラダにおいしく家族の健康維持に、水分補給と一緒に乳酸菌を摂取する、ちょい足し免活をしてみてはいかがでしょうか。
[調査概要]
調査期間:2020年12月5日(土)~12月6日(日) 調査方法:インターネット調査 調査対象:中学生以下の子どもを持つ全国の30代~40代の父親・母親500人
※本リリース上のスコアの構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100%にならない場合もあります。