「ジャパン・ウォータースチュワードシップ・フォーラム 2025」に登壇
コカ·コーラが取り組む責任ある水資源管理
2025-08-08

2025年8月1日の「水の日」に、「ジャパン・ウォータースチュワードシップ・フォーラム」(JWSフォーラム)が開催されました。責任ある水資源管理に取り組む企業で構成される「ジャパン・ウォータースチュワードシップ(以下、JWS)」が国内で主催する初の対面イベントで、企業や自治体関係者、専門家など170名以上が参加しました。基調講演では、内閣官房水循環政策本部や熊本市、那須塩原市、独立行政法人国際協力機構(JICA)の責任者が登壇し、水資源保全の取り組みや、企業と地域社会が連携して進める事例の紹介。さらに、各企業の代表者を交えてパネルディスカッションを実施しました。
JWS設立メンバー5社(MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社、栗田工業株式会社、サントリーホールディングス株式会社、日本コカ·コーラ株式会社、八千代エンジニヤリング株式会社)の代表者等が登壇する中、日本コカ·コーラからは広報・パブリックアフェアーズ&サステナビリティ推進本部 副社長の田中美代子が登壇しました。
「工場」「製品」「原材料」の3つの視点から、コカ·コーラシステムの水資源保全活動の取り組みについて発表しました。「工場」においては、ISOや各種法令の要求事項を満たしつつ、さらに厳しい基準を課した独自のマネジメントシステム「KORE」に基づいて排水を徹底的に管理しています。「製品」に関しては、グローバルでは、2015年以降、製品に使用した水の100%以上の量を地域社会に還元しており、国内では、全国22工場・19流域で地域社会と連携して涵養活動に取り組んでいます。また、「原材料」では、コカ·コーラ社の優先原材料の一つである「茶葉」に注目し、地域社会と連携し、サプライチェーンが抱える課題解決にも取り組んでいます。

今後も持続可能な水資源管理を
今回のJWSフォーラムは、企業や自治体が水資源に関する課題を共有し、解決策を議論する貴重な機会となりました。日本コカ·コーラは、今後も事業全体を通じて流域の責任ある水資源管理を推進するとともに、多様なステークホルダーと協働し、国内におけるウォータースチュワードシップの浸透と実践を牽引する役割を担ってまいります。