WATER
水資源

水を守り、未来をつなぐ


水は、私たちの製品の多くに含まれる最初の成分であり、事業活動や地域社会の健全な運営に欠かせない重要な資源です。私たちは、水の使用効率を向上させるとともに、安全な水を適切に処理して地域社会に還元するため、事業全体を通じて責任ある水資源管理を推進しています。

涵養活動(リプレニッシュ)

2015年以降、私たちは最終製品に使用した水の100%以上を自然と地域社会に還元するという目標を、グローバル規模で達成、あるいは上回ってきました。これはThe Coca‑Cola Foundation、ボトラー社、そしてサプライヤーやパートナー企業の協力によるものです。

写真:清らかで浅い流れの水面に手が触れ、小さな波紋が広がる様子

地域社会との連携

私たちは世界中で事業を展開しており、水は現地で調達しています。2035年までにコカ・コーラシステムの200カ所以上ある水リスクの高い地域*で100%の水源涵養率を目指しています。これらの地域は、私たちの事業拠点全体**のおよそ3分の1を占めています。

写真:ヘルメットを被った人たちが屋外の木々の中で作業をしている様子

*水リスクの高い地域は、世界資源研究所(World Resources Institute)のAqueduct 4.0ツールと、コカ・コーラシステムの各生産拠点における評価に基づき、2024年に更新された包括的分析を経て特定されました。
**コカ・コーラシステムは、200社以上のボトリングパートナーと950か所の生産拠点で構成されています。水リスクの高い地域の評価では、第三者委託製造業者は対象に含まれていないため、評価対象となった拠点は約720か所に限定されています。

水資源保全の促進

日本のコカ・コーラシステムは長年、3つの側面で水資源保全を推進しています。

製造過程における水使用量削減(リデュース)

工場における水使用量の削減
コカ・コーラシステムの工場では、コカ・コーラシステム独自のマネジメントシステム「KORE(コア)」の品質基準を順守しながら、製造時の水の効率的な利用を進めています。

写真:工場内でボトルが並んでいる様子

製造過程で使用する水の循環(リサイクル)

工場における排水管理
コカ・コーラシステムの工場では、容器や設備の洗浄水や冷却水など、さまざまな排水を微生物を利用した「活性汚泥法」などで浄化し、水質汚濁防止法などの国内法で定められた水質基準や「KORE(コア)」の基準と比較してより厳しい基準で管理した後、下水道や河川に放流しています。

写真:工場の排水の様子

水源涵養(リプレニッシュ)

地域の水源の調査と保全
コカ・コーラシステムでは、専門機関と協力し、工場の水源を科学的に調査して脆弱性を評価し、その結果を基に水源保全計画を策定した上で、災害対策や工場周辺での水源涵養活動を行っています。

写真:森林に囲まれた池

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